やおよろず

ゆるふわな内容を書いても良い。と言うか何でも良い。そんな自由度の高いブログをめざします。

2020年にイチから読んだ漫画を振り返る

この記事は ニューノーマル ぴょこりんクラスタ Advent Calendar 2020 の為に書いたものです

はじめに

さぁやって参りましたぴょこクラアドベントカレンダー2020。
2020年と言えば皆さんもご存じの通り、新型コロナウィルスの流行により、様々な変化をもたらした年でしたね。
皆さんは身の回りでどのような変化があったでしょうか。
いくつか思い当たる所はあるでしょうが、個人的にもっとも大きかった変化としては、在宅業務の浸透です。
根っからの出不精の僕は、今年の時間の大半を自宅ですごしました。怠惰がはかどる。

さて、脱線はそのくらいにして。
コロナ騒ぎの中で以下のような話題があったことを皆さんお覚えでしょうか。

natalie.mu

僕はゲームでもアニメでも漫画でも履修漏れしてることが多く、
ワンピースも大人気ながら読んだことのない漫画のうちの一つでした。

ここぞとばかりに僕は60巻分読み耽り、
それを契機として、今年は漫画をまとめ買いしてはじめから一気に読んだことがかなり多かったです。
kindleにしてから随分と漫画のまとめ買いは増えていたのですが、今年はとにかく凄かった。kindle便利ですね。

と言うわけで今回は、今年になってから僕がイチから読んだ漫画をざっと振り返ろうと思います。 *1

おことわり1:
ここで書かれている感想は個人の感想です。
僕とは異なる感じ方をする方もいらっしゃるかもしれませんが、 みんな違ってみんな良い、のスタンスでお読み頂ければ幸い。

おことわり2:
感想はネタバレを含む…かも知れません。
話の詳細については折りたたみをつけたりそれなりに注意して書くつもりですし、
そこまで細部には触れない(と言うか細部まで覚えてなかったり書こうとすると無限に記事が伸びたりする)つもりですが、
万が一のことが無いように読むときはそれなりに心してからでお願いします。

ワンピース(1-60巻) を振り返る

どんな話…みたいな説明はわざわざする必要無いですよねきっと。省略します。

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最初に白状してしまうと、無料で読める1~60巻の内容まで読んで続きを読んでないです。ごめんなさい。 言い訳すると、買ってないのはこのまま後30巻以上ある続きを読んであたらホントに色々やるべきこと疎かになる…的な危機感が理由で、
そのくらい面白かったしガッツリ泣いたし、読んでみて良かったです。

ワンピースを読んでいて全体的に思うのは、割と口当たりが軽いというか、
サクサク読めるけれど読む手を止めることができる箇所も随所にある点が個人的には良かったです。
ゲームで喩えるとスプラトゥーンぷよぷよみたいにサクッとサクッと終えられる、みたいな。
まぁでも始めるとある程度は続けちゃうんですけどね。
とはいえ途切れた所でさほど苦にならない点を迎えられるし、翌日スムーズに続きから読める感じがよかったなと。

もっとも、ワンピースだけはジャンププラスで読んだから話単位で区切りが見えていたので、
そう言った見栄え上の都合からそう強く印象付けられてるただけかもしれないですけど。

あとは、長く続いている作品だからこそかも知れませんが、
だーーーいぶ昔に出てきたキャラクターが後になって再登場してくるのも読んでいてテンションがあがりますね。
読み進めていてそう言う所でテンションが上がったときだけ少年の心を思い出せそう。

アクタージュ を振り返る

言わずと知れた?な気もするけれど。
演じる役になりきる(?)天賦の才があった女子高生主人公が、 役者となり芝居・演劇を通じて様々な人の心を揺り動かしていく話。

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この漫画について語ることを避けられないのが、 原作者であるマツキタツヤさんの逮捕騒動ですね。

news.yahoo.co.jp

ちょうど読み始めて一ヶ月した位の出来事でしたので、これにより続きがなくなってしまったのが残念すぎた。
正直、後述するどの作品より好きだった説がある。

多分この後でも話題にすると思いますが、
何かしらの分野を極めようと頑張る系のお話は僕に刺さりやすいと言う傾向があります。

役者の仕事ってどんなものか、どこに苦労があるのか…みたいな話を日頃殆ど考えることはありませんでした。
台本を読んでキャラクターの心理を読みといてそれに準じて演ずるお仕事~、みたいな雑な認識。

ただ、その中に他の人の演じ方に影響を受けたり、共演者の動きに応じ柔軟に演じ方を変えたり、
キャラクターの心情を捉えるために多くの試行錯誤を行ったり…
自分が思っているより遙かに奥深い世界があることを感じさせるマンガでした。

テセウスの船 を振り返る

主人公の父親は28年前、集団殺人の罪で逮捕されるも重罪を主張している。
そんな主人公がタイムスリップして真実と向き合う話。

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テセウスの船と言えば哲学的な命題で有名ですよね。
部品をちょっとずつ取り替えって言って全部品取り変わった船は元の船と同じと言えるのか?ってやつ。
正直タイトルと「1989年6月24日」と言うあらすじの冒頭の日付だけ見て買いました。僕のX歳の誕生日やん。

父親の逮捕で人生が狂わされ、父親を憎んでいた所からスタートした物語ですが、
タイムススリップしてから思ってたのと違うキャラクターの父に困惑したり、
本当は何があったのか? がわかりそうでわからないままどんどん物語が進んでいく、ハラハラドキドキ巻が良かったです。
別作者の作品だけども「僕だけがいない街」が好きな人ならこの本も気に入るんじゃないだろうか*2

ナナマルサンバツ を振り返る

文学青年の越山君がクイズ研究会に入って高校生クイズ大会でしのぎを削る話。

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以前アニメ化もされていましたね。
アニメは最初数話見たんですが録画失敗したとかそのあたりの事情で見なくなってしまった。

今年中頃からQuizKnockの動画にはまっていたので、それがきっかけでまとめ買いしました。
www.youtube.com ちょうど先月くらいに最終巻が出て簡潔しまして、とても良いタイミングで読むことが出来たなぁと思います。

ナナマルサンバツの面白い所はやっぱり、クイズ分野の奥深さを教えてくれつつみんなが切磋琢磨してる姿を見られるところ。
読ませ推しとか、確定ポイントとか、相手の得意ジャンルだから敢えて押す戦略とか、
押してからのカウントダウンの中で滅茶苦茶色々なことを考えて答えだしてるとか。奥深いな~と関心させられる。

なんかアクタージュと同じこと言ってるなコイツって感じですが、
そもそもこう言う類いのマンガが好き説がやはり有力。*3

SPY x FAMILY を振り返る

凄腕スパイがターゲットに近づくためエリート校に娘を入学させることになったが、
娘は超能力者でスパイであることモロバレだし、
その後で出会い結婚することになった母も秘密を抱えていて…
と、相互に秘密を抱えてながら幸せな家庭生活(?)を装って色々と頑張る話。

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正体隠匿系ゲームが好きな人なら読んでてハマるんじゃなかろうか。個人的には凄いハマっているし続きが楽しみ枠の一つです。

番外:鬼滅の刃 を振り返る

読み始めたのは去年でしたが、はからずも昨日最終巻が出たので一緒に感想かいておこう。

言わずと知れたメジャータイトルですね。
鬼にされた妹を救うため鬼討伐隊に入った主人公の竈門炭治郎が鬼の親玉をぶっ潰す話。

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全巻しっかり読んでる中でこう言うのもなんだけども、
全世界が熱狂みたいな雰囲気感がある現在において自分にはそこまで刺さらなかった感がありました。
今年終わったタイトルだとハイキュー!!やネバランやナナマルサンバツの方が生きがい*4

でも、しっかりお話としては最後まで読んでいるし、面白いは面白いんですよね。面白いの強弱や好みでしか無いとは思う。

あ、あと、鬼滅と言えば、最近は沼に沈む人パロディや叩かれる人パロディは面白いですね。 イチオシは↓です。

終わりに

普通に書き終わらないわこれ。
と言うことで(?)、特に書きたいと思ったものについて一通り書いた所で今日の所は終了です。オチはない。
ちなみにこのほかに今年イチから読んだ漫画として以下のものがありました。

正直人生でこれだけ一年で漫画を読んだのは今年が初めてです。
こう書くと薄っぺらくなっちゃうんですが、どれも面白いor面白かったです。

そもそも、マンガをこれだけ沢山読んだり、記事にしてみようと思ったりしたのは、
最近自分が面白いと思う物が良くわからんなと思っててその思考整理もかねたかったからなんですが、
傾向としてナナマルサンバツやアクタージュ系が好きということはわかれど、分析はそこまで進んでないですね。
同じ系統だとは思うし好きではあるんだけど、3月のライオンとかは意外とそこまで刺さってなかったりするし。謎。

長々と書きましたが、なんにせよマンガを読むのは楽しいですね。 来年は来年でもっと色々読みたいなと思います。

*1:特筆されていないマンガについては、2020年12月5日現在出ている最新巻もしくは最終刊まで全部よんでいます

*2:僕だけが居ない街はアニメ全話見たけどうろ覚えなので意外とマッチしなかったとしても許して欲しい。でもAmazonはめっちゃサジェストしてくるぞ。

*3:ハイキュー!!とか、ブルーピリオドとか、ちはやふるも好き

*4:これらの漫画が軒並み終了してしまい生きるのがツライ