やおよろず

ゆるふわな内容を書いても良い。と言うか何でも良い。そんな自由度の高いブログをめざします。

自作キーボードを2週間ほど運用していじくってる話

この記事は圧倒的令和ッ!!ぴょこりんクラスタ Advent Calendar 2019 - Adventarのために書いたものです。

はじめに

前回の記事では、自作キーボードを使ってみた話と、それを使った感想を述べました。
ただ、自作キーボードを使ったことのある方にとってはあるあるかも知れないのですけれど、
こういった沼って、やり始めてからすぐの時期が本領な訳ですよ。
要は、運用をして行くにしたがって、もっとこういう風にしたい等の欲がでてくるものなのですよね。

本題

と言うわけで、今回は前記事を書いて以降に自分が見直したこと等を紹介しようかと思います

キーボードの設定の見直し

英字キーボードとして認識させる

前回の記事で公開してすぐ発覚した事なので、現在では打ち消し線表示となっているのですが、
前回記事執筆時点では、 「英字キーボードかと思いきや[Shift+2]が["]なのとかどう見てもJIS配列。でも変な箇所もあり謎」と認識をしていました。

しかし、ふと組み立てガイドを見ると

f:id:yaoshimax:20191212005015p:plain
OS側でJISキーボードと認識されている
メチャクチャがっつり記載されていました。お恥ずかしい。

と言うわけで、OSのキーボード設定からキーボードを英語キーボードに直すことによって、
無事に[Shift+2]が[@]と認識されるようになり、キーキャップとキーの印字内容、keymapの図との不整合が解消されました

f:id:yaoshimax:20191212005636p:plain
windowsのキーボードの設定このへん

半角・全角の切り替え方法の調整

さて、英語で半角入力と全角入力を切り替えたい時、みなさんならどうしますか?
英字キーボード歴が少ないながら、過去の自分の経験によれば、これは[Ctrl]+[Space]のハズでした。

しかし、試しに今回[Ctrl]+[Space]を押して見ると、想定通りに動かない。
改めて調べてみると、MacLinuxでは[Ctrl]+[Space]であるこの変換は、
Windowsでは [Alt]+[`]である、と言う事が分かりました。
確かにこれまでに僕が使っていた英語キーボードMacLinuxかでしかなかったかも知れない。

さすがにそこは使い慣れたショートカットに合わせたいな、と思って調べて見ると、
IMEごとに変更すればこれはなんとなかなることが分かりまして。

Google IMEhttps://ko-log.net/tech-log/archives/3826932.html
MS IMEhttps://ko-log.net/tech-log/archives/2561460.html
Atokは以下画像

f:id:yaoshimax:20191206025352p:plain
Atokの場合変えた場所はここ
みたいな感じで、半角全角の変換をCtrl+Spaceに統一させることができました。

キーキャップの見直し

前回のキーキャップをはめ込んだ図 f:id:yaoshimax:20191129184715j:plain よくよく見て見ると、色々と突っ込みどころがあるんですよ。

  • 右側、[ー]のキーだけ何故か出っ張っている
  • 右側、[”]のキーだけ上下が逆である(出っ張り具合的に)
    • でも表記上はこの向きでただしい
  • 左側、[のキーが盛大に上下逆である
  • 下側、keymap上ではLGUIとRGUIと言われるキーが表示統一されていない(WINと、Menuになっている)
    • 働き的にはWindowsマークのキーがするあれ。ただWINキーキャップ1つしかなかった
    • そもそもRGUIいらないので文字自体邪魔な気がする
  • 下側、MenuとBackspaceのキーの上下が出っ張り具合的に逆。そもそもどちらの向きが正しいのか謎い
    • 上記写真では多数決的にはMenuキーの向きだが、親指で押すことを考えるとBackSpace的な向きが正しい気がする。
    • Lily58 Pro | 遊舎工房 の写真を見ても、手前側が下がってる向きにしてるように見える。

と言うわけで、これらの不備を調整して、今は以下の形で落ち着きました。

f:id:yaoshimax:20191212011918j:plain

ちょっと色彩過多のような気がしたり対象性とか細かく考えるとまだ完璧ではない気はしていますが
先日買ったキーキャップの組み合わせで自分が弄くる範囲としては、このあたりが落としどころかなぁって思ってます。
後はもうあたりしいキーキャップセット買うしか無いですが、優先度は低いかなぁ個人的に。

キーマップ、運指の見直し

keymap、デフォルトは
https://github.com/qmk/qmk_firmware/blob/master/keyboards/lily58/keymaps/default/keymap.c に記載の通りですが、
今は以下のような変更を行っています。
https://github.com/yaoshimax/qmk_firmware/blob/yaoshimax/keymap/keyboards/lily58/keymaps/yaoshimax/keymap.c

大まかな変更点は以下です。

RGUI→DEL

先も記載しましたが、右手最下段一番右と、左手最下段左から二番目のキーは、それぞれRGUIとLGUIにマップされてます。
要はWinキーなんですけども。自分としては一つで良い。Backspace(右手下段右から二番目)を押す時に暴発されると困るし。
その代わりに欲しいものとしては、たまにあったら役に立つ&BackSpaceとの親和性の高さを理由にDELを入れました。

RAISE時左手のFunctionキーのマップを削除

日本語入力で変換範囲を調整する時、Shift + 矢印で範囲調整を自分は良く行うのですが、
矢印キーがRAISE押下時じゃないと出ない一方、Shiftより先にRAISEを押してしまうと左手側の意味も変わってしまい、
良くF1からのヘルプ画面の出現とかをやらかしていました。
と言うか、FunctionキーはLOWERボタンを押しても出てくるようになってるし、配置も数字キーに近い順番なので、
RAISEレイヤをわざわざ使うメリットもあまり無い気がし、一端全部削除する用にしました。

ついでにRAISEを押した時にが重複してマップされて居たため、+-=[]と言う並びを+-=*/に変更。
これは大した意味も無いですが、何となく四則演算でまとめとけば覚えやすいかな、くらいの理由です。

矢印キーの位置を一つずつ左にずらす

デフォルトのキーマップでは、RAISEを押しながらjで左、kで下、kで上、lで右に行くキーマップとなっています。
これ、(エディタの) viで移動するときの配置とキレイに1つずつズレてるんですよね。しかもhにはなにもマップされてないし。
と言うわけでここはviにあわせて、hで左、jで下、kで上、lで右に行くようにしました。

運指について

通常の打ち方で大きく変えたのはmを人差し指で打つようにしたくらいです(mを中指で押す弊害は前記事参照)
いまだにmは状況次第で中指が出しゃばることもありますが、
会社PCなどを触れた時にも人差し指でmを打つ運指もやってやれなくはなさそうだったので、矯正を続けるつもりです。

あとは、RAISEとLOWERと言うレイヤが使えるので、
できる限りそれらを使った方が楽なキーはそちらを使っていくように矯正中。
具体的にはShift+数字で出る記号系(@とか)はLOWERを押しつつホームポジションの行を押すようにしているし、
数字系は最上段に手を伸ばす代わりにRAISEを押しながら上から2段目を使うようにしています。
そうか数字キー無くて良い人の気持ちってこういう気持ちか…と少し思ったり。この方が手の動きが小さくて済むので実際楽。

OLEDのカスタマイズ

qiita.com 神サービスがあるので使うっきゃない。ってことで。 f:id:yaoshimax:20191212033652j:plain とりあえずドラゴン入れときました。

細かすぎて見えるか見えないかギリギリ感ありますね。
絵をアニメーションとかにできたらもっと面白いんだろうなって思うんですが圧倒的にドット絵スキルが足らない。

ホントは左側のOLEDもカスタマイズしようかなって思ってたんですがあまり良い案思い浮びませんでした。
ちなみに遊舎工房の店員さんからの口コミに寄ればここでテトリスできるようにした方がいたとかいないとか。
めっちゃ置きミスしそう。

おわりに

てなわけで、自作キーボードのカスタマイズ一通り12月上旬で遊びつつ自分がやりたいように試行錯誤した話でした。
まだこのキーボードを使ってプログラミングをほとんどしてないので、
プログラム書き始めたらまたキーマップは変わりそうですね。=とかキツそう。
ともあれ、一通りのいじくれるところには触れた気になり、分割キーボードを使う生活も軌道に乗ってきた気がしてきています。
もっとどんどん使っていきたいですね。