FF14をPC版に移行した話
この記事は 異世界行ったら本気だすぴょこりんクラスタ Advent Calendar 2021 の為に書いたものです。
はじめに
これは 2021年にあった自分の大きな変化の一つなのですが、1月ごろから FF14 をはじめました。
僕はこれまで FF シリーズを遊んだことがほとんどないのですが*1、
FF シリーズを遊ばずともほかのゲーム*2で満足してしまっていたので、
触ってみようと積極的に思うことがこれまでなかったんですよね。
それが、縁あって友人からの強烈な勧誘を受けて1月にPS4版でヒカセン*3デビュー。
そもそも MMO というゲームジャンル自体もほとんど遊んだことがなかったので、
ゲームにログインしたら毎日のように友人に出会えるのが新鮮で、
友人からのアドバイスも頂戴しつつ、割とスムーズにゲームの世界に没頭することができました。
その後、新しい友人との出会いがあったり、既存の友人関係の崩壊をみたりもしましたが、
今でもほぼ毎日ログインする生活がつづいています。
12月7日に最新拡張「暁月のフィナーレ」が公開されましたが、メインストーリーと最新の高難度コンテンツはクリア済です。
…というわけで、先日の記事(だらしない30代男子がPCを買い替えた際のあれこれ話 - やおよろず)で
PCを買い替えるときの裏目標として、「FF14をPC版でプレイしたい」というものがありました。
今日は、PC購入とFF14の移行周りについて話してみたいと思います。
PC購入のいろいろ
初回検討:FF14を4Kでプレイするマシンを買おうとすると…
どのくらいの値段感覚でどのくらいのことができるのかは正直わかっていなかったのですが、
とりあえずは4Kモニターを2台購入したこともあるし、夢は大きく…と、
はじめは「FF14を4Kでプレイするマシン」を一つの目安としていろいろお店を回ってみました。
数店舗回って得られた結論がこちら
高ぇ!って思わず言いたくなるような額になりました。
しかも、ここで乗せたのはあくまで一例で、ほかの店でも店員さんから「ざっと30万くらいですね~」と言われます。
2021年12月の相場としてはどうあがいてもこのくらいが必要になるみたいです。
原因はご存じの方も多いかもですが、半導体不足による価格高騰でグラボが品薄なこと。
4KでFF14をプレイするとなると最低スペックとしてはどのお店も口をそろえて GeForce RTX 3080 以上を推すのですが、これだけで15~20万くらいする。
僕が昔自作PCを組んだ時にはこのくらいの額があればハイエンドPC作れなかったっけ…?という価格感です。
4Kでゲームとなるとそれなりの額を覚悟はしていましたが、実際に値段を見るとさすがに少し日和ってしまいます。
この日はいったんお店周りを切り上げ、どのくらいグレードを落とすか考え直すことにしました。
解像度の決定:4Kは本当に必要か?
FF14 プレイヤーの有識者(というかフレンド)にどのくらいの環境でプレイしているのか聞いてみました。
結果、案外 4K で遊んでるプレイヤーは僕の周りでは少ないということが判明。
というか、あまり詳しくは知らないんですが、
4Kにしたらしたでスクリーンショットをすぐに上げられないデメリットもあったり、そこまで4Kにメリットはないらしいです。
というわけで、目標解像度を WQHDまで引き下げ。
そのうえで同様の解像度でプレイしている人に聞いてみた感じ、
グラボはGeForce RTX 3060 Ti くらいが目安になるのでは、という話になりました。
2回目の検討:FF14 を WQHDで買おうとすると…
再び店舗を練り歩き、WQHDでプレイするならどのくらいの価格になりそうかいろいろと聞いてみたところ…
大体25万。5万のダウンではあれど、思ったよりはあまり変わらないな…という感覚になりました。
繰り返しますが、ここで載せたのは一例で、ほかのお店で聞いても大体このくらい。思ったほど値段は下がらなさそうです。
グラボは一体どれが良いのか問題
…ここで一つ気づいたこととして、友人からは GeForce 3060 Ti くらいと言われていたけれど、
お店だと大体3070を推されていることに気づきました。
訳を聞いてみたところ、複数人でダンジョンを踏破するようなコンテンツなど、
ベンチマークでギリギリラインの3060Tiでは不安が残るので、3070を目安にしたくなるとのことでした。
というわけで、改めてベンチマークを見てみると…
FF14:暁月のフィナーレのベンチマークをグラボ毎に計測 - the比較
たしかにRTX 3060 Ti だと境界線ギリギリのような結果がでています。
しかし、よく見てみると、ピンクエリアは120fps以上の境界線で、3060 Ti では128fpsくらいが出ているではありませんか。
個人的にfpsは60あれば十分だと思っているので、やっぱりグラボは 3060 Ti あれば十分すぎるように思います。
…というわけで、3060 Tiを許容するとしたらどのマシンになるか?などなど検討して購入したマシンがこちら。
大体当初の見積もりから 11 万くらいのプライスダウンになりました*4。
BTOをあきらめて完成品購入にしたことで20万を下回れたので、個人的にはよい落としどころになったかなぁと思っています。
PS4版とPC版への移行について
手順
移行、思った以上に簡単でした。
これだけで移行は完了です。
なんか微妙に文字サイズとかアイコンサイズが変わったりもしましたが、個人的には許容範囲内だったのでそのまま運用しています。
ベンチマーク結果
購入したPCでのベンチマーク結果がこちらです。
実際、自分の現在の設定だとプレイしていて全然困ることはないですね。
むしろもっと高画質を狙えたり改良の余地があるのかもしれないレベル。
ベンチマークも高画質であり最高画質でないって話もありますし、もう少し設定を見直してみてもよいかもしれません。
PS4からPCに移行した感想
まずPCに移行したことで、通話しながらのゲームが格段とやりやすくなりました。
これだけでも移行の価値があったといっても過言ではない。
PS4版の場合はゲーム音と通話音を同時に聞くのが一苦労*5だし、
PCとテレビ(PS4)で位置が離れていると、
Discordの画面が見えない(自分の画面をライブで友人に見せたり、友人のライブを確認したり、話者が誰かを確認することができない)という問題がありました。
PC 版に移行したことで、これらの問題が一挙に解決したのは大きかったです。
次に、画面の広さがそこそこ改善されました。
これはどういう経緯でなっているのかよくわかっていないし、設定依存なのかもしれないですけれど、
画面に対してUIサイズが小さくなったので、だいぶ敵キャラや自キャラの位置が見やすくなった気がします。
一方、PC版になって少し変わったなぁ、と感じている点は、以下の点です。
- ログインパスワードを記憶しない (PS版はログインパスワードを記憶するのでワンタイムパスワードだけ入力すればよかった)
- PS4コントローラーのタッチパッドが効かない
- ソフトを入れればうまく使えるっぽいけれど非正規ソフトだしまだ試してません
- ゲームウィンドウからフォーカスが外れるとゲーム音も聞こえなくなる
- 従来の使い方がライン入力でゲーム音常時垂れ流しだったので違和感があるんですが、挙動としては自然だと思っています
とはいえ、そこまで大きな不満になっているわけでもなく、PC版に移行してよかったな、という気持ちでいます。
おわりに
まったく意図していなかったのですが、ちょうど昨日こんなニュースが入ってきましたね。
プレイヤー数が多くなることは喜ばしいことですが、よもやここまでとは。
図らずも…という感じですが、先週くらいにPC版購入&移行しておいてよかったです。
おしまい。